週次レポート
対象期間: 2026-09-21 〜 2026-09-27 / 新着文書 7件
保険医療委員会 (1件)
保険請求の適正化及び保険調剤の理解促進
今週の保険医療委員会では、公知申請に係る事前評価を経て正式承認された医薬品の保険上の取扱いが主なトピックとして扱われた。具体的には、メトトレキサート(注射用メソトレキセート5mg・50mg)について、「造血幹細胞移植時の移植片対宿主病の抑制」を効能・効果とする承認事項の一部変更承認が令和8年9月16日付けでなされたことが通知された。当該効能・効果および用法・用量に係る保険適用自体は既に令和8年3月9日から開始されており、今回の正式承認をもってそれまでの暫定通知が廃止されることとなった。委員会としては、医療現場における適切な使用を促すため、新しい添付文書への参照を改めて周知する内容が確認された。今週は本件が唯一の議題であり、比較的限定的な議事内容となった週であった。
20260924業301_公知申請に係る事前評価が終了し、医薬品医療機器等法に基づく承認事項の一部変更承認がなされた医薬品の保険上の取扱いについて.pdf
2026-09-24
# 要約 令和8年9月16日付けで、厚生労働省保険局医療課は公知申請に係る事前評価が終了したメトトレキサート(販売名:注射用メソトレキセート5mg、同50mg、ファイザー株式会社製)について、医薬品医療機器等法に基づく承認事項の一部変更承認がなされたことを通知した。本医薬品の効能・効果「造血幹細胞移植時の移植片対宿主病の抑制」及び用法・用量が令和8年3月9日から保険適用されており、本日より前の暫定通知が廃止される。今後の使用に当たっては新しい添付文書を参照することが指示されている。
医療福祉委員会 (1件)
地域医療への貢献
今週の医療福祉委員会では、医療法等の一部改正法の施行に関連する告示の公布が主要トピックとして取り上げられた。具体的には、令和8年9月18日付で公布された厚生労働省告示第355号に基づき、地域医療構想の策定や医療提供体制の整備に係る基本方針が改正された。周産期・小児医療における新生児医療やNICUの整備、および令和22年を見据えた85歳以上の高齢者人口への対応が新たに規定されるなど、将来の医療需要への備えが重視されている。また、医療機関機能報告制度の創設も盛り込まれ、医療提供体制の可視化・効率化が図られる。改正内容は令和8年10月1日および令和9年4月1日を期日として段階的に施行される予定である。
20260924業302_「医療法等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係告示の整備等に関する告示」の公布について(地域医療構想関係).pdf
2026-09-24
# 要約 医療法等の一部改正法の施行に伴い、令和8年9月18日に厚生労働省告示第355号が公布され、医療提供体制の確保に関する基本方針等が改正された。改正内容は、地域医療構想の策定手法に関する国の助言機能の明確化、周産期医療や小児医療における新生児医療やNICU整備の規定、令和22年を見据えた85歳以上人口への対応を含む医療提供体制の構築、および医療機関機能報告制度の創設である。適用期日は令和9年4月1日であり、一部事項は令和8年10月1日から施行される。
医療安全委員会 (1件)
リスクマネジメントに関する事業
今週の医療安全委員会では、患者の安全と権利保護に関わる複数の観点からトピックが取り上げられました。主な議題として、医薬品副作用被害救済制度および生物由来製品感染等被害救済制度の認知度向上に向けた集中広報活動への協力依頼が共有されました。厚生労働省・PMDAが主導するこの広報活動は2026年10月から12月にかけて実施される予定であり、薬局等に対して制度解説の掲示が法令上義務付けられていることが改めて確認されました。委員会としては、会員施設への情報周知や広報ツールの積極的な活用を通じて、患者が適切な救済制度にアクセスできる環境整備に貢献することが期待されています。
20260924情120_医薬品副作用被害救済制度等に関する集中広報等の周知について(協力依頼).pdf
2026-09-24
# 要約 厚生労働省とPMDAは、医薬品副作用被害救済制度及び生物由来製品感染等被害救済制度の認知度向上を目的として、2026年10月17日~12月23日を「健康被害救済制度集中広報期間」として広報活動を展開することを、日本薬剤師会に周知しています。薬局開設者・店舗販売業者は医薬品医療機器法により健康被害救済制度の解説掲示が義務付けられており、PMDAが提供するリーフレットやポスター、さらに「連続ドラマW MR-医薬情報担当者-」とのタイアップ資料を活用して周知が可能です。会員への情報周知と広報誌等での制度紹介について協力が求められています。
災害対策委員会 (4件)
災害対策に関する事項
今週の災害対策委員会では、令和8年台風第25号による災害への対応を中心に、医療・保険行政上の各種特例措置が主要トピックとして扱われました。具体的には、千葉県・東京都の複数自治体に災害救助法が適用されたことを受け、被災した国民健康保険被保険者に対する保険料(税)の徴収猶予・減免等の措置とその周知徹底が求められました。また、被災によりかかりつけ医以外で診療を受けざるを得ない被保険者への対応として、国保連や社会保険診療報酬支払基金が保有する既往歴・薬歴等の情報を医療機関・薬局へ提供する仕組みが整備されました。さらに、マイナ保険証や資格確認書を紛失・手元に持たない被災者でも、氏名等の申し立てにより受診できる特例対応が定められ、オンライン資格確認システムの緊急時機能も期間限定で運用されることが示されました。全体として、被災者が経済的・医療的な不利益を被ることなく適切なサービスを受けられるよう、保険料・受診・情報提供の各側面から包括的な支援措置が講じられた週となりました
20260924業306_「災害により被災した国民健康保険被保険者に係る国民健康保険料(税)等の取扱いについて」の再周知について.pdf
2026-09-24
# 要約 厚生労働省から、令和8年台風第25号に伴う災害で千葉県の15市8町1村(9月20日)および東京都の1町(9月21日)が災害救助法を適用されたことに鑑み、被災した国民健康保険被保険者に係る国民健康保険料(税)等の取扱いが再周知されました。保険者は被害状況に応じて徴収猶予、納期限延長、減免等の措置を講じるとともに、納付方法の変更や減免額に対する特別調整交付金の活用が可能であり、被災地への周知徹底が求められています。
20260924業305_令和8年台風第25号に伴う災害の被災者に関する既往歴等の提供について.pdf
2026-09-24
# 文書の要約 令和8年台風第25号による災害で被災した国民健康保険及び後期高齢者医療制度の被保険者について、かかりつけ医以外で診療を受ける際に既往歴や薬剤情報が把握できない問題に対応するため、国保連等が医療機関・薬局及び保険者からの照会に応じて被保険者の罹患情報等を提供する事業が実施されることになった。この事業では、本人同意の確認、本人による傷病名等の閲覧防止、及び情報提供の記録保存を留意点として、適切な医療の速やかな提供を実現する。
20260924業304_令和8年台風第25号に伴う災害により被災した被保険者等における診療報酬等明細書情報の第三者への提供について.pdf
2026-09-24
# 要約 令和8年台風第25号の災害により被災した被保険者を対象に、社会保険診療報酬支払基金が保有する既往歴や薬歴等の診療報酬等明細書情報を、医療機関等からの照会に応じて第三者(かかりつけ医等の医療機関)に提供する取扱いが示されました。提供にあたっては、患者本人の同意確認(生命身体財産保護の必要がある場合は同意不要)、本人が傷病名等を知ることによる診療上の支障を避けるため医師等への直接提供、提供情報の記録が必要とされています。照会窓口は各都道府県の審査事務センター等となります。
20260924業303_令和8年台風第25号に伴う災害の被災者に係るマイナ保険証又は資格確認書等の提示等、公費負担医療の取扱い及びオンライン資格確認等システムについて.pdf
2026-09-24
# 要約 令和8年台風第25号の被災者に対して、マイナ保険証や資格確認書を紛失・避難時に残した場合でも、氏名・生年月日・連絡先・事業所名または住所を申し立てることで受診を可能とする取扱いが示された。併せて、公費負担医療の請求についても特例対応が定められている。オンライン資格確認等システムの「緊急時医療情報・資格確認機能」のアクティブ化期間は令和8年9月27日までの一週間とされており、医療機関・薬局はこの措置を周知する必要がある。